日本語でも教科書に載っていない、日本語ネイティブにしか分からない言葉ってありますよね。
私は普段、日本語教師をしていますが、
外国人の生徒さん達は、日本語の教科書で教わった通りのフレーズで話してきます。
中国語も基本はもちろん教科書なので、中国語ネイティブが日常的に使う言葉とは、違う表現となってしまうことが多くあります。
私も中国語講師に「今はその中国語は古いんだよね」と言われた言葉が多々ありました。
今回は教科書はもう古い、教科書には載っていない中国語の言葉を1つ紹介します。
中国語の先生が授業で教えてくれた「中国語の卡拉OKは、もうあまり使われていない」とのこと。
カラオケって、確か教科書では「卡拉OK」で教わったのに( 一一)
今日は中国語の教科書には載っていない、今どきの表現「ktv」について解説します。
中国語の卡拉OKは、なぜOKで漢字ではないのか。
教科書に出てくる中国語のカラオケは、卡拉OKですが、 なぜOKと書いて、オケと読むのか。
疑問に思いますよね??
中国語にない言葉は、音に近い漢字を当てはめて漢字表記をします。
例えば、スターバックス⇒星巴克 (xīngbākè)
これも、スターバックスという音に近い漢字を当てて表示しています。
日本語でカラオケが漢字表記であれば、中国語も漢字表記出来たかもしれませんが、
日本語表記がカタカナなので、中国語の音訳でOKになったようです。
なぜなら、
漢字表記出来ないものは音訳優先になるので、OKの表示の方が簡単で分かりやすいということで、卡拉OKになっています。
しかし今は、卡拉OKは教科書でしか使わなくなってきています。
もうあまり中国人は、卡拉OKを使いません。
中国人の70㌫は、今や「KTV」を使う。
日本語のカラオケは、
中国語の教科書には、卡拉OK(kǎlēOK)と表示されています。
ですが今は中国では、卡拉OKはあまり使いません。
「卡拉OK」=「KTV」を使います。
教科書では「卡拉OK」でしか載っていなかったのですが。
今どきの中国語では、カラオケは「KTV」という単語で表現します。
もちろん「卡拉OK」も使う人はいますし、中国人に通じます。
ただ中国人は「卡拉OK」を使う人が、少なくなったということ。
中国人の70㌫は、「KTV」を使って会話します。
また「KTV」を略して「K」という中国人もいます。
中国語のカラオケ店の看板も、今は「KTV」となっているところが多くあります。
「KTV」を使った、中国語のカラオケ例文。
さっそく今日から使える、中国語のカラオケの例文を見てみましょう。
「卡拉OK」=「KTV」=「K」
★唱卡拉OK=唱K=K歌 ⇒カラオケを歌う。
★我经常在KTV唱YOASOBI的歌 ⇒私はよくカラオケで、YOASOBIの歌を歌う。
★我们去K歌吧⇒私たちカラオケに行こうよ。
中国人を今どきの中国語で、カラオケに誘ってみてはいかがでしょうか。
中国語は参考書だけで学ぶと、実際のネイティブは使わない表現が乗っていたり、逆にネイティブが使う表現が学べなかったりもします。
ですから、
ぜひYouTubeなども活用して、今どきの中国語を学ぶこともお勧めします。
まとめ。
★今は中国では「卡拉OK」はあまり使わない。
★今どきの中国語では、カラオケは「KTV」という単語で表現する。
★卡拉OKは、「KTV」かまたは略して「K」。
このように中国語も、教科書が追い付かないまま時代とともに言葉が変化しています。
「KTV」が使えれば、ネイティブ級ですよ(^_-)-☆
ぜひ中国人との会話で「KTV」を使ってみてください。
覚えた言葉を使うことで、中国語の定着率が格段にUPしますよ(^_-)-☆
また中国に留学しなくても、オンラインやYouTubeで今どきの中国語を学ぶことが出来ます。
私も中国への留学経験はなく、日本にいながら中国語を学んでします。
これからも中国語や中国、台湾の新しい情報をあげていきますので、楽しみにしていてください。
★関連リンク↓
中国語の簡単な文30を覚えれば、中国語の会話がすぐ出来るようになる。
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