日本のアニメは、世界的にも有名です。
ドラゴンボールや、ドラえもん、ワンピースなど。
私の日本語の生徒さんも、日本のアニメが大好きな方がたくさんいます。
日本のアニメがきっかけで、日本語が大好きになった生徒さんもいて、日本語の勉強に日々励んでいます。
この間日本語の授業で、中国のアニメーターの方と話す機会がありました。
最近は中国も、アニメ業界に力を入れてきてるようです。
今日の記事は、日本のアニメ業界の現状と中国のアニメ事情に焦点と当ててきます。
この記事を読むことで、中国でのアニメ業界での動きを知ることが出来ます。
中国のアニメ事情知っていますか。
アニメと言えば、やっぱり日本というイメージが、どの国の人に聞いても返ってきます。
しかし近年、中国のアニメ産業も負けてはいません。
中国も、国内のアニメ産業にかなり力を入れてきています。
海外で、中国のアニメが人気が出るかはまた別の問題になりますが。
しかし中国の人口は13億人いるので、国内だけでもスゴイ興行収入を出すことが出来ます。
今、国内アニメの業績を伸ばそうと力を入れてきています。
なぜ中国アニメ産業が、国内で伸び始めたかというと…
★中国は国全体で、国内のアニメ産業に力を入れて育てようとしているから。
中国でのアニメに関する政策では…
★アニメ制作会社の税制を優遇。
★海外アニメのテレビ放映を、全体の2割~3割に抑える。
★国産アニメの放送時間を増やす。
海外アニメを抑えて、中国国内アニメを中国国内で放映することで、国内アニメの活性化を目指しています。
また、中国の大手通信機器メーカー HUAWEIは、海外の動画・YouTubeなどを見ることが出来ません。
中国は、規制が多い国だと改めて感じると中国の生徒さんが話していました。
日本のアニメ産業が、厳しい現実。
日本のアニメ産業は、低賃金という一つの大きな課題があります。
日本のアニメ産業は、低賃金で働いている人が多い中、アニメの制作に力を入れています。
そこでもし…「中国のアニメ産業は、給料が高いから、ぜひ中国で仕事をしませんか」
と誘われたら?
給料が高い所に、日本の優秀なアニメーターは流れてしまう可能性があります。
優秀なアニメーターを引き抜こうとする中国の政策があるようです。
アニメ産業に詳しいワケではありませんが、中国人からこの話を聞いて、衝撃を受けました。
税制の優遇もあるのであれば、中国に来てくれるアニメーターにも高い給料を払うことも可能になります。
また中国は、NBAプロバスケチームにも力を入れていたり、様々な分野に参入。
日本も、アニメの力をもっと発揮出来るような環境作りをしてくれたらなぁと感じました。
私も日本のアニメが大好きで、日本人として誇りに思います。
外国人が日本のアニメが好きなのがよく分かります。
中国のアニメーターの方が、日本のアニメにはどうやっても勝てないと話していました。
中国語で、アニメを表す表現。
★动漫 (dòng màn)…動画+漫画
★动画片 (dòng huà pián)…マンガ
★卡通片 (kǎ tōng pián)⇦特に小さい子供が見るアニメのニュアンス。
この3つが、中国語のアニメを表す単語になります。
ニュアンスが違うアニメを表す単語なので、使い分けがしっかり出来ていると、ネイティブにより近づけますよ(^_-)-☆
まとめ
★中国は今、国内アニメ産業に力を入れている。
★国内のアニメ産業に、税制の優遇も行っている。
★国内アニメ産業を発展させるために、海外アニメを3割に抑えて放送している。
中国は他にも、バスケットボールのNBAのチームの購入や様々な分野に、力を入れ始めています。
これからも中国は様々な分野で大きな力を、発揮してくるのではないでしょうか。
日本のアニメは、世界的にも有名なので、それが簡単に消えることはないですが、日本のアニメ業界もぜひ国を挙げて応援して欲しいです。
これからますます中国語を学ぶ価値も、もっと高くなります。
中国語の力も、ぜひUPさせていきましょう。
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コメント
コメント一覧 (2件)
(1つ目のURLを間違えたので修正します)
あの、中国アニメは中国国外では全く人気がないです
・グーグル検索量(全世界)
日本アニメ=100
中国アニメ=1未満
https://trends.google.co.jp/trends/explore?date=today%205-y&q=%2Fm%2F0jxy,%2Fm%2F06s2w7&hl=ja
・MyAnimeList人気アニメTOP1000
日本アニメ=999
中国アニメ=1
https://myanimelist.net/topanime.php?type=bypopularity
・最もヒットした中国アニメ映画「ナタ」の興行収入内訳
中国国内=99.1%
中国国外=0.9%
ご指摘ありがとうございます。
また何かありましたら、ぜひよろしくお願いします。