中国語を日本語に直訳すると、おかしな日本語になってしまうことがあります。
でもそれは、
中国語と日本語の、言語の違いで起こる表現になります。
ですから、直訳をするのではなく、
状況や意味に合った日本語に訳することで、中国語初級者は理解しやすくなります。
中国語を勉強し始めた時は、私も驚きました。
今日は直訳すると、おかしな中国語を1つ紹介します。
私のブログ読者様からの情報も交えて、中国語初心者の方に「へーそうなんだ」という視点で、読んでいただけると嬉しいです。
これが理解出来ると、中国語初級者の方は、中国語と日本語を訳する時に混乱することがなくなります。
中国語で、薬は食べるのか・飲むのかの議論は必要なし。
中国語では、
★吃(chī)→食べる 喝(hē)→飲む になります。
日本語で、
薬を飲むは→ 中国語では、吃药(药は薬のこと)と教科書に書かれてありました。
つまり、日本語に直訳すると「薬を食べる」ということになります。
中国語の先生に聞いたところ、
粉薬や水に溶かして飲むタイプ栄養ドリンクタイプなどは、喝药と表現する時もあるそうです。
でも、あまりそんなには使い分けする人は少なく、すべて吃药でOKだと言っていました。
韓国語も韓国語教師に聞いたところ、日本語直訳では「薬は食べる」になるそうです。
そう、日本語を基準に訳することを今日からやめましょう。
中国語を学習していく時、日本語を基準に考えることに意味はありません。
どの言語でもそうですが、日本語でイメージする表現が逆になったりする場合もあるので、その使い分けを理解しておくことが大切です。
英語でも、中国語でも、
言語自体がそもそも違うので、
ニュアンスも変わってくるのは当然のこととして捉えて、中国語の表現はそのまま覚えていきましょう。
日本語で直訳すると、おかしくなる場合は、
直訳せずに、日本語に合わせた翻訳で理解する必要があります。
日本語で「薬を飲む」は⇒吃药 でOKです。
日本の喫茶店では、コーヒーを食べていることになる理由。
中国では「薬を食べる」という件、
ブログ読者さまから、こんな情報を頂きましたので、中国語学習者の皆さんに共有します。
中国人からすると、日本では、喫茶店でコーヒー等を食べていることになります。
なぜなら、
「吃」は「喫」の簡単字なのです。
気が付いていない方が多いのですが、
中国で「吃水」という張り紙が、洗面所等にありました。
「吃水=飲める水」です。
日本語で直訳する、食べる・飲むという議論では、水も食べていると言わなければならないということになります。
日本でも中国でも、薬、水等は飲んでいる、でよいのです。
さいごに。
日本語の表現とは違って、中国、台湾、韓国では日本語直訳する必要ない理由を今日は、記事にしました。
それぞれ言語が違うので、当然といえば当然ですよね。
それを言うなら、
英語は、薬を取るになってしまいますから。
学ぶ言語によって、表現が違う言葉があることに注意して、日本語に直訳しないことです。
★中国語を学習していく時、日本語を基準に考えることはしないこと。
そのまま、薬を飲むという表現でOKです。
今回の食べる・飲むは、本当によく使う言葉なので、しっかりした使い分けと発音練習も大切です。
これからも中国語初心者に向けて、中国語で疑問に思ったことなどを投稿していきます。
本日は最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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