中国語を学ぶからには、仕事でもボランティアでも、中国語に関わりたいと思いますよね。
せっかく中国語の勉強しているからこそ、中国語を生かしたい。
でもあなたの中国語のレベルによって、色々な職種があります。
今日は、中国語の仕事の中で、これから需要が高まる【中国語医療通訳】の仕事について、資格や将来性などを書いています。
中国語で仕事をしたい方は、参考にしてください。
【中国語医療通訳】ってどんな仕事なの。

Nurse consoling a patient in ward at hospital
日本で生活する中国語圏内の人や、旅行者などが病院を受診した際、中国語しか話せない人も。
【中国語医療通訳士】は、その患者さんの病院を受診した時の、看護師や医師との通訳として仕事をします。
症状の説明や医療用語など、かなり高度な中国語力が必要となります。
これから日本国内も高齢化社会になるので、中国語圏内移住者も、どんどん増えてきます。
【中国語医療通訳士】は需要が高まる仕事ですが、まだまだ認知度が低いのが現状です。

私の勤める病院にも、台湾や中国からの患者さんもいらっしゃいます。
【中国語医療通訳】の仕事をするためには。

Cheerful nurse asks a patient questions during an ER visit. The nurse is helping the man with a medical document.
最初は中国語の普通の通訳が出来るレベルで、通訳で経験を積む必要性があります。
中国語レベルは、HSK5級もしくは中国語検定準1級があれば、【中国語医療通訳士】の勉強をスタートが出来ます。
土台となる中国語力がつけば、専門的な医学用語を学習し、医療現場で通訳を行うことが出来る流れ。
実務的な医療現場でも、研修が必須になってきます。
年収は、400万から500万とわりと高いですが、単発的なバイトだと時給にして1,000円~1,200円のところも。
グローバルの時代なので、最近は需要が高くなり、非正規やパート通訳でも時給2,000円ほどになってきています。

英語の医療通訳士は、けっこういますが、中国語医療通訳士はまだまだ少ないのが現状。
最近は【中国語医療通訳士】として登録、仕事があれば引き受けるフリーランス的な働き方をされている方もいらっしゃるようです。

フリーランスで通訳なんて、カッコいいですね。
【中国語医療通訳士】の資格の内容は。
【中国語医療通訳士】試験内容の内訳は…
一次試験は、筆記・リスニング。
二次試験は、面接。
★医療通訳1級は、医療全てにおいて通訳が可能(プロフェッショナル)
★医療通訳2級は、人間ドックや採決、検診などの通訳。
英語は、ある程度病院で通じることが多いですが、在住者が増加してきている、ポルトガル語、ベトナム語、中国語、スペイン語などはまだまだ話せる人が少なく、専門教育を受けた人材が足りない。
英語以外の通訳士は、希少価値がとても高い人材だと言えます。
最後に
【中国語医療通訳士】は、これから10年しっかり腰を据えて中国語を勉強して、大きな目標を達成したい人には、やりがいがある仕事。
★中国語検定は、まず準1級レベルは必要。
★医療用語や日本の医療制度などの知識も必須。
★人間の倫理や中国の医療制度、コンプライアンスなどの知識も必要。
★年齢を重ねても、仕事が出来る【中国語医療通訳士】
中国語検定でどこまで取得できたかは、【中国語医療通訳士】になるための判断基準になりますので、先に中国語検定試験を取得して、医療通訳士を、最終目標にしていく方が良いでしょう。
中国語検定2級取得を一つの目安にして、ステップアップして目指していける資格です。
★関連リンク中国語検定とHSK 資格の意味が違います。取るならどっち?
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