中国語っていっても、地域によって方言があったりして。
「どれが中国語の区切りが分からない」
「広東語は、中国では通じないの」
「中国語と広東語の区別もよく分からない」
中国語とは、北京語のことです。
北京語と広東語は言葉と話されている地域も違います。
「中国語と広東語、学ぶなら、どっちがいいの」
今日は「北京語と広東語、どちらを学べばいいか」の悩みが解決します。
北京語と、広東語の違い。
北京語と広東語の、文字と発音は全然違います。
発音は北京語は4種類、広東語は9種類ありますので、聞くと全く違う言語に聞こえます。
私もこれは中国語じゃないと気付いた時、何の言語かさっぱり分かりませんでした。
広東語をそもそもあまり聞いたことがなかったので。
文字は、北京語(中国語)は簡体字、広東語は繁体字になります。
繁体字を読める人は、けっこう簡体字は楽に読めますが、簡体字の人が繁体字を読むのは結構難しいんです。
日本語は繁体字に近いため、日本人にとっては、簡体字より繁体字が読みやすい。
北京語と広東語は、同じ意味の単語でも漢字が全く違うので、混乱してしまいます。
広東語を話す地域ととしては…
★香港・マカオ・広東省・東南アジアの一部地域
北京語は…
★中国全土、シンガポール、台湾、広い範囲でアジア地域
で話されています。
中国ではデパートなどのアナウンスやニュースなどは基本、北京語(中国語)になります。
広東語は話されている地域も狭いため、広東語を話す人口も7500万人。
北京語は共通語の意識も強い上、話されている地域も圧倒的に広いため、話す人口がケタ違いの13億人。
中国語と広東語、どっちを学ぶ?
これからどこの地域で、ビジネスしたり、留学したり、旅行や生活を目標としているのかで学ぶ言語の選択は変わってきます。
なんの為にその言語をチョイスして、どう使っていきたいのかで変わってくるので、よく考えて選択することをおススメ。
私は日本語教師なので、やはり日本語を学びたい生徒の需要性を考えて、北京語になりました。
しかし知人の香港に住む日本語教師は、広東語を現地で勉強しながら、日本語を教えていたりします。
自分がどの地域で、活躍したいのか、関わりたい人の話している言語などをよく考えて、学ぶ言語を選択する◎。
まとめ。
やはり多く話せる言語だから学ぶというより、自分にとっては何が使う可能性が高いのか。
目的意識をしっかり持って選ぶと、語学学習が途中で飽きたり、諦めたりすることもなくなります。
もちろん話す人口が多い言語を、学ぶのに越したことはありませんが。
自分が学んだ言語が、また希少価値が高くなることもあるので、北京語が良いとも言えません。
ぜひ自分の今からの言語使用を考えた上で、活用する言語を選んで、学び始めるのが良いでしょう。
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