中国って大陸がものすごい広くて、その地方によってたくさんの言語があります。
なぜなら大陸が広いということは、それぞれの場所でどうしても方言や訛りが生まれてきます。
ということは、
「たくさんの方言や言語があって、学んでいる中国語が通じないところもあるのでは」
と不安になりますよね。
私も中国語を学び始めた時「中国語は、中国大陸の一体どこまで通じるんだろう」と思ったことがありました。
中国語がどの範囲で伝わるのかが今回、この記事を読むことで少し理解が深まります。
ぜひ、参考にしてください。
結論*少数民族にも、中国語は通じる。
中国には、50以上の少数民族が存在しています。
え?こんなに民族があるの?って思いませんか。
中国大陸は壮大な広さがありますので、中国語以外にも、モンゴル語・チベット語・ウイグル語などなど、たくさんの言語があるんです。
しかも中国語にも、上海語・北京語・広東語・台湾華語など地域によって数多くの方言が存在しています。
その言葉の違いも、かなりあります。
発音や巻き舌の違い、表現など。
中国の学校教育でも、この普通话を使用するのが基本義務とされています。
中国での普通话の普及率は、80㌫。
ですが、
地方や高齢者になればなるほど、地域の方言で話すことが多いので、都市部に比べると普通话の普及率はもっと低くなります。
なかには少数民族の言語を尊重するために、少数民族の言語で教育を行うところもあるようです。
でも全国で放送される中国の国営テレビ、CCTV(中国中央テレビ)や中央人民放送局などは、基本すべて普通话で話されます。
なので、チベットやウイグルなどの少数民族の地域や方言地域でも普通话は通じます。
さいごに。
私は現在、モンゴル人にも中国語を教わっています。
彼女に聞いたところ、やはり学校で普通话を学んだから、話せるのは当たり前だと言っていました。
★中国政府が、普通话の普及率を上げるために力を入れている。
★中国大陸での教育は、基本普通话で行われているので、普通话は通じる。
中国大陸の大きさが、言語の数で分かりますね。
中国語を勉強する上で、理解していた方が良い少数民族の中国語事情でした。
顔つきや特徴も、もちろん地域によって全然違いますので、どこ出身か聞くだけでも面白い気付きがありますよ。
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