台湾人が、中国との関係のために準備していること。

私は、日本語教師をしています。

イタリア人や南アフリカの方、台湾はもちろん中国、韓国などの色々な生徒さんに日本語を教えています。

時には、社会情勢の話もする生徒さんも。

今日は、台湾と中国について。

台湾は一つの国だと思いますか。

それとも中国の一部なのか。

台湾の生徒さんから聞いた今、考えている中国との関係についての記事になります。

台湾と中国の関係が、気になる方はぜひ読んでください。

目次

台湾は、一つの国なのか問題。

領土の大半を、台湾島が支配しているけれど、中国側は「台湾は一つの国だ」と宣言している社会情勢が存在しています。

なので、ネットで台湾を検索すると、中華民国を表示されます。

複雑な情勢が中国と台湾にはありますので、第三者が発言するのは控えた方がいいでしょう。

現在のところ、国際社会からは国として認められていません。

私はずっと台湾は、一つの国だと認識していました。

台湾人と中国人の認識が、全く違うので、中国人と台湾人にこの話題を話すのは、避けた方がよいです。

1949年に中国共産党が勝利した際に、敗れた国民党の一部が台湾に渡り、そこを統治したという歴史が存在します。

台湾人が今、考えていること。

台湾の日本語の生徒さんから、「早く日本語を上達させたい、焦っている」ことを言われました。

私の台湾の生徒さんは、日本移住を考えているとのこと。

なぜ日本移住を考えているのか、質問してみました。

「これから中国と戦争になるかもしれません」

「アメリカに逃げるか、日本へ逃げるかを考えている人も多い」

という答え。

中には、すでに日本にマンションを購入した台湾の友人もいるという事でした。

海外移住を考えている人もいて、日本に行きたい人は日本語を、アメリカへ行きたい人は英語を学び直しているとか。

リアルに、今の台湾の状況が見えてきた気がしました。

「台湾は、一つの国ですよ」

これが台湾の生徒さんの認識でしたが、台湾人でも様々な認識の違いがあり、情勢が複雑であることは間違いないです。

中国人を怒らせてしまった発言。

私が中国語の授業で、中国人の先生を怒らせてしまったことがあります。

「先生は、韓国と台湾どちらの国が好きですか」

中国語で、気軽に聞いて見たかっただけだったんですが。

激怒されてしまいました。

もし、中国国内で「台湾は国」だという発言をしてしまうと逮捕されてしまう場合もあるということ。

絶対に言ってはいけない言葉だと強く注意されました。

中国に行った際には、政治情勢の話題は口にしないこと。

中国人は、学校で「台湾は中国である」と教わってきているので、台湾は国ではないという認識がほとんどです。

軽はずみな発言は、気を付けるべきだと改めて感じた出来事でした。

まとめ。

★台湾人は、中国との戦争に備えて海外移住を考えている人もいる。

★台湾人は、独立国だと主張する人が多い。

★中国人は、台湾は中国だと歴史で教わってきたので台湾人と認識が全く違う。

複雑な社会情勢を抱えた台湾と中国。

なので、第三者として日本人はあまりこの話題には触れないというのが一番です。

特に、中国では「台湾は中国である」という教育をされています。

どちらにしても、発言には注意が必要。

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