日本語教師の私が、授業の中で聞いた、外国の猫の鳴き声表現

猫の鳴き声

日本語教師をしていて、よく質問されるのが、日本語のオノマトペ。

こんな時は、どう表現しますか。

キリキリで表現したら、日本人にはどう伝わりますか。

ペコペコはどんな時に使いますか、などなど。

音の表現や状態の表現などは、外国と日本とでは、少し違いがあります。

猫の鳴き声にも、外国とはまた聞こえ方や表現の仕方が様々でした。

今回は、生徒さんから教えてもらった、各国の猫の鳴き声を紹介します。

目次

私が授業をしたことがある、生徒さんの国の猫の鳴き声。

猫

日本と隣同志の国でも、全然鳴き声の表現が違うのが、面白かったです。

日本では「ニャーニャー」や「にゃんにゃん」と表現しますが。

他の国はどうでしょうか。

私は猫好きなので、たまに日本語の授業で、話題になることがあります。

韓国・ヤオン야옹

猫のことは韓国語では、고양이(コヤンイ)と言います。

猫の鳴き声は、「ヤオン」

隣の国ですが、韓国人と日本人では、猫の鳴き声の聞こえ方にこれだけの違いが。

中国・ミャウ(喵)miao

猫は日本と漢字は同じですが、maoと言います。

可愛い言い方や子供が、猫の鳴き声を表現する時は、ミーミー mimi 咪咪。

何となく日本の猫の鳴き声に近い表現です。

ベトナム  メオ meo

私がベトナムへ行ったときは、あまり猫を見かけませんでした。

ベトナムでは、猫を食べる地域も存在するからでしょうか。

猫の鳴き声の話なのですが、ミャーとかミャオは、ベトナム語で「貧しい」という意味。

なので、猫の表現には使われません。

ベトナムでは、猫の鳴き声は「メオ」言います。

フィリピン ・ニャー

フィリピンは、猫ちゃんがたくさんいます。

町のあちらこちらで、猫ちゃんを見かけます。

フィリピンは、タガログ語なのですが、猫は「プサ」と言います。

アメリカ・ミャオウmeow ミューmew

ハワイ在住の13歳の少年の日本語授業で、英語での猫の鳴き声を教えてもらいました。

こう表現するそうです。

英語圏内の表現は、耳にしたことあるのではないでしょうか。

アメリカでは、ミャオウ・ミュー。

さいごに。

日本の猫の鳴き声表現は、世界共通ではなく、通じない国もあるということが分かったのではないでしょうか。

その国によって、使う言葉が違うので、猫の声の聞こえ方が違います。

他にも、犬や鶏など日本語の授業のフリートークで話題になることがあります。

これからも、外国人と話題になったことなどを記事にしていきますので、お楽しみに(^_-)-☆

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