中国人の日本語学習は、お金をかけないで学ぶ方法でネイティブ級に。

中国語学習

中国には、日本語が上手な人が沢山います。

沢山といっても中国人の人口割合を考えると、1%以下になるのですが、それでも100万人近くは日本語が話せる人がいます。

かなり流暢に日本語を話せる人が多いのですが。

彼らは、どうやって日本語を習得したのか。

私たちは、中国語を習得するのにかなり悪戦苦闘しているのになぜ、そんなに日本語が上手なの。

こんな事、疑問に思ったことはありませんか。

今日は日本語教師の私が、中国人から聞いた日本語の習得方法を記事にしています。

なぜ中国人は、日本語が流暢に話せる人が多いのかが理解出来ますよ。

目次

中国人の日本語習得方法は、日本の番組をたくさん見ること。

日本語を学ぶ中国人の方は、本当に日本語が上手です。

日本語ネイティブの私達でも、なかなか使わないような表現をしてくる中国人も。

なぜそんな表現を知っているのか、と思うような表現。

例えば…「先生、大は小を兼ねるですね」

    「話が、矛盾してつじつまが合わない」

    「ムカつくことが、最近多くて腹が立つ」

などなど。

教科書にも載っていない表現は、みな日本の番組をたくさん見て覚えたそうです。

中には、1日8時間日本のドラマを見て、流暢な日本語を習得した生徒さんもいました。

どの中国人に聞いても、日本語は日本の番組や動画で覚えたと言います。

あまりお金を使わず、独学している人が多く、ほとんどは音読をして例文を暗記したり、動画などで日本語を学習している人が多いです。

ある程度独学で日本語を習得したら、日本人講師と会話練習をするという学習方法。

YouTubeやネットフリックスで、日本人のネイティブの話し方をかなり時間をかけて、見ています。

すぐ日本語をオンラインで学ぶ人よりも、土台をしっかり作ったあとに会話練習を始めている人が、圧倒的に多い。

中国人の面白い、日本語の間違え。

生徒さんの中に、日本に7年在住し、日本語を習得した生徒さんがいます。

彼女は日本に来てすぐ、バイトでスーパーで働き始めました。

お客さんから「綿棒はどこにありますか」と聞かれたそうです。

勘違いで案内した場所は…なんとパンコーナー。

いったいなぜ、パンコーナーに案内したのか一瞬、分からなかったのですが。

中国語のパンとの聞き間違えでした。

中国語のパンは…面包(miànbāo)音声が似ていた為、綿棒と聞こえてしまったというワケです。

「これで絶対、綿棒と言う日本語は忘れません」という話をしていました。

間違えたことは、頭に記憶されやすいから、日本語もたくさん間違えた方が良いという考え方がある。

私達も中国語を学習する時は、間違えをたくさんして、会話練習をすることが一番大切です。

まとめ。

中国の日本語学習者は、独学者が多く、日本語の動画や番組で日本語を覚えて習得している。

出来るだけお金をかけずに習得しようと、普段から独学でかなり努力している人が多いです。

中国でも英語は義務教育ですが、英語が苦手だから、代わりに日本語の習得を目指すという人も多数います。

中国は人口が多く、競争率が高いので、何かしら外国語を話せるようになろうという意識は、日本人に比べてもかなり高いのが現状。

私達も、中国人に負けないように努力していきたいですね。

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