私の年齢は47歳。
2年前からなかなか決断が出来ず、1年考えに考えて今回、子宮全摘手術を受けました。
この記事は、子宮全摘手術をした後の心境の変化や体調の変化、私が感じたメリットとデメリットを書いています。
「子宮筋腫や子宮腺筋症と診断されて、子宮全摘手術を検討している」
「月経過多で、悩んでいる」
「子宮全摘手術を医師から勧められている」
そんな方に、ぜひ参考にして欲しい内容になっています。
旅行にも行けない、仕事をしていても気を遣う月経過多状態。
3年前44歳の時、何事もなく気にもならなかった月経に変化が出てきました。
異常に月経量が、増え始めてきたんです。
仕事をしていても1時間もゆっくり仕事出来ないぐらいで、旅行へ行っても月経量が気になり、全く楽しめなかったりしていました。
その時のストレスは、本当に半端なかったです。
2年ぐらい日常生活にも影響が出る状態が続いた後、さすがにどうにかしなきゃと思い、婦人科を受診しました。
医師の診断名は[子宮筋腫・子宮腺筋症]という診断。
医師にはその時に、[子宮全摘出術]を提案されました。
全摘手術って、臓器を一つ取るわけだから一体どうなるんだろう。
手術に対する不安も多少はあったのですが、ストレスになっている日常生活を考えると、すぐ決断することが出来ました。
子宮全摘出術後、感じたメリット。
子宮全摘手術をして私が感じたメリットは…
★月経がなくなること。
★月経過多による貧血がなくなること。
★子宮がんになるリスクがゼロになる。
私が子宮全摘手術を受けた時の入院は、5日間でした。
手術前日から入院し、消化に良い軽めの食事をした後、翌日手術というスケジュール。
全身麻酔で、術後は痛み止めの副作用もあり胸やけに悩まされました。
私は年齢も47歳、子どもも2人いるので、子宮全摘手術に踏み切ることが出来ました。
術式は[腹腔鏡手術]、切開した場所も、4か所1~2㎝の小さなものでしたので、体への負担は比較的小さかったです。
医師によると、術後2週間~3週間は安静が必要とのこと。
仕事はもちろん退院後3週間はお休み、自宅で副業としてやっている日本語教師の仕事もお休みしました。
★子宮全摘手術と入院費は、高額医療制度を使って6万ほどでした。
子宮全摘手術のデメリット。
子宮全摘手術を受けるデメリット…
★妊娠することが出来ない。
★子宮がなくなったことで、女性としての喪失感が出現することがある。
★仕事は、術後1週間~3週間は休まないといけない。
私が感じた子宮全摘手術をする時のデメリットは、この3つ。
確かに子宮を摘出した後…
女性でなくなったような、自分じゃないような複雑な気持ちになりました。
当然のことながら、妊娠・出産をする可能性がある方や、したいと考えている方には不向きの治療法になります。
子宮全摘出するメリットとデメリット、将来の生活なども考えて慎重に判断するべき手術です。
まとめ。
今回は、私が受けた子宮全摘出の体験と感じたメリット・デメリットをお話しました。
子宮全摘出のメリット。
★月経がなくなること。
★月経過多による貧血がなくなること。
★子宮がんになるリスクがゼロになる。
子宮全摘出のデメリット。
★妊娠することが出来ない。
★子宮がなくなったことで、女性としての喪失感が出現することがある。
★仕事は、術後1週間~3週間は休まないといけない。
子宮全摘出は、自分の体の中から一つ臓器がなくなるということです。
担当医や家族ともよく相談して、時期や年齢を踏まえた判断が必要になります。
私は、映画さえ見に行くことがストレスだった月経過多の状態がなくなったので、快適な生活を手に入れることができました。
これから子宮全摘出術を受けようと思っている方はぜひ参考にして、自分の幸せなライフスタイルのための判断材料になれば幸いです。
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