突然ですが、「おばさん」って呼ばれたらどう思いますか。
日本人なら、あまり良い気分にはならないですよね( 一一)
きっとこれは、日本人女性全員に共通していることではないでしょうか。
私はある日、初対面の中国人に、挨拶がてら年齢を伝えたら「あなたは、おばさんですね」って言われました。
日本人にはない、まさかの直球発言。
まだ若いつもりだったけど、何だか複雑な気持ちに。
「そういえば中国のおばさんって、どんなニュアンスなんだろう」
「やはり中国の女性もおばさんと呼ばれると嫌なのかな」
今回の記事は、そんな疑問が解決します。
日本人が持つおばさんのイメージとの違いを、中国の方に色々聞いてみました。
この記事で、中国でのおばさんの本当の意味とニュアンスの違いが理解出来ます。
この記事を読めば、中国人に「おばさん」と呼ばれて傷つくことはありません。
中国のおばさんは、日本でいう「おばさん」とは意味が全く違う。
★中国語でおばさんは、阿姨(āyí)と言います。
日本でのおばさんは、中年の女性、年を取った女性のイメージですよね。
おばさんって呼ばれたら、日本人女性はきっと誰も嬉しくはないはず。
しかし…
日本との認識の違いが大きく、中国のおばさんに年齢はあまり関係ありません。
中国では「辈分」(世代)を大切にする考え方があります。
世代で呼び名が変わるので、相手を人生の先輩だと敬意を払う時に、阿姨と呼びます。
ですから中国で、阿姨と呼ばれたら、「あなたは私の人生の先輩」だと言われているのだと思ってください。
日本のおばさんの感覚は、捨ててしまいましょう。
中国で、年下からお姉さんと呼ばれたら。
★中国語でお姉さんは「姐姐」(jiějiě)。
中国でもしお姉さんって、明らかに年上の女性に言うことは、逆にとても失礼になってしまうということも覚えておいてください。
日本では何歳でも、お姉さんって呼ばれた方が嬉しいですが。
中国は、日本とはまた視点が違った考え方をします。
中国では、お姉さんは「自分よりあなたは下だ」というニュアンスになるので、間違っても目上の人には使わないでください。
まとめ。
中国と日本では、考え方・感覚・価値観が違います。
私も「おばさん」と呼ばれた時は、意味も分からず少し違和感でした。
★中国でおばさんは、人生の先輩だと敬意を払われている。
★中国で年下から、お姉さんと呼ぶのは失礼にあたる。
★同じ言葉でも、中国と日本とでは認識が全く違うことを覚えておく。
おばさんという言葉…自分の持っているイメージだけで、思い込むのはやめたほうがいいですね(^^)/
今日は、中国と日本でのおばさんという言葉の認識の違いをお話しました。
★関連リンク↓
コメント