外国人は今や、近所や職場、学校など普通に身近にいる存在になりました。
道を歩いていると、外国人とすれ違うことも当たり前になってきています。
外国人の方は、それぞれ色々な事情があって、日本に来ています。
なんと日本に在住している外国人の数は・・・”288万人”。
日本に来日して、日本の文化や習慣、価値観など・・・外国人には、日本を理解出来ないことがたくさんあります。
私たち日本人は、「外国人がどんなことで、日本で困っているのかを知ること」が外国人の方を受け入れて、理解する第一歩になります。
また外国人が困っていることを助けてあげることで、信頼関係を築くことも出来ます。
今回の記事は、在住外国人をもっと身近に感じ、共に生活するための知っておいた方が良いことを書いています。
実際に外国人から聞いた「日本で困ること」をまとめてみました。
これを機会に、周りにいる外国人の方に目を向けてあげてください。
これからの時代には必要な情報になりますよ(^_-)-☆
私が外国人から聞いた「日本に来て困ったこと」
私は日本語教師をしています。
日本語の授業の中で、外国人の生徒さんから、日本に来ての悩みを聞くことが多々あります。
これはぜひ皆さんに知って欲しいと感じる「外国人が日本に来て困ったこと」をまとめてみました。
日本の家庭ごみの出し方が、全く理解できない。
中国から家族で、旦那さんの仕事のために、日本に来た女性ですが、こんなことで悩んでいました。
「中国では、”燃えるゴミ”と”燃えないゴミ”だけ」
「日本はなぜこんなにゴミでたくさん分けますか?」
「頭が混乱して、ストレスになります」
ん~確かに…
日本はゴミの分別が細かく分かれ過ぎていますよね。
日本のゴミの分別は、4種類(各市町村で異なる)
資源ごみなんか、本当に覚えるのが大変で、慣れるまでは本当に苦労したそうです。
日本で部屋を借りる時、手続きが面倒くさくて、意味が分からない。
台湾から来た一人暮らしの女性でした。
「不動産での敷金・礼金の説明を受けたけど、理解出来なかった」
「余分なお金を取られている気がして、納得出来たかった」のが理由。
台湾では月の家賃だけで入居出来るうえ、アパートには家具も付いているし、即入居可能。
日本との部屋を借りる方法の違いに、面倒臭さをとても感じたとのこと。
台湾での話を聞くと、確かに気持ちが分かります。日本の賃貸契約の面倒なのが。
日本の不動産での賃貸のルールは、外国人にとってスムーズにいかず、ストレスしかないようです。
外国人と大家さんとの間で、トラブルが起こることも。
公共交通機関や道路標示に、外国語の案内が少な過ぎる。
バスや電車で移動するとき、自分の母語で確認しようとしても全部日本語だったり、中途半端な案内だけ英語だったりで、統一性がないこと。
これは海外旅行へ行っても、よくある困りごとの一つ。
よく道を尋ねる外国人の方を見かけることが、ありますよね( 一一)
今はググって道を調べることが出来ますが、まだまだ道路標示で困る外国人の方は、たくさんいらっしゃいます。
日本はまだ現金でしか払えないの?
中国では買い物のほとんどが、支払いは携帯でOK。
「支付宝」というアプリで、中国国内では不便を感じないぐらい流通しています。
なので中国の方は、財布を持たないのも当たり前。
日本はまだ普通に現金で支払っているのを見て、驚きと不便さを感じたようです。
中国はどんどん発展して、今は現金はあまり持ち歩かない人が多いんです。
★日本のお金は、偽札が作れないほど質が高いのに比べて、中国では偽札防止対策もあり、国が力を入れて電子マネーを浸透させているという理由があります。
まとめ。
この4つの内容は、本当によく聞く「外国人が日本に来て困ったこと」でした。
★日本のゴミ分別が細か過ぎる。
★日本での部屋の賃貸契約が面倒くさい。
★公共交通機関の外国語表示が少なくて、不便で困る。
★日本では携帯での支払いが、まだ浸透してなくて困る。
私も最初に聞いたときは、「え?こんなことに困っていたんだ」って思いました。
自分の母国との日常生活の違いに、外国人の方々は戸惑いがあるようです。
日本人の私達は、「外国人が日本に来て困ること」を知っておくことで、助けることも出来ます。
身近にいる外国人の方に、困ったことがないか、ぜひこれを機会に聞いてみてください。
外国人の方が、日本にいる間、日本の生活習慣を学んで、楽しんでもらえたらいいですよね。
これからも外国人についての記事をたくさん投稿していきますので、お楽しみに。
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