日本語教師に興味がある方、これから目指したい方へ。
実際、日本語教師の仕事をして、どうなのか知りたくないですか。
私の日本語教師の採用が決まり、日本語の授業を初めて行って、気付いたことを今日は記事にしています。
これは、今から日本語教師になりたい人、今、目指している人にぜひ知っておいた方が良いことです。
ぜひ読んでください。
日本語教師が教えるのは、日本語だけじゃない。
”日本語の授業をする”それが日本語教師の仕事だと思っていました。
実際、日本語養成学校の実践の模擬授業でも、日本語を教える授業の練習しかしていないので。
でも実際は、日本語だけじゃない。
日本の文化・歴史・歴史的人物まで、めちゃくちゃ細かく授業で、突っ込んで聞かれて、困ってしまいました。
日本語を勉強する生徒の根底にあるのが、やっぱり”日本の何かが好き”か”日本に興味があるから”だから。
日本語教師になっての授業での失敗。
外国人の方は日本のことを、日本人よりも超詳しかったりします。
私も今回、そういう体験をしました。
日本語教師になっての初めての失敗談になってしまいました。
琉球の歴史について、生徒の質問答えられず。
私は自分の無知さに心底、ため息しか出なかったです。
中国人の日本語学習者に「護佐丸ってどんな人でしたか」って聞かれたんです。
最初、”NHKのおじゃる丸”とマジで間違えました。

超、恥ずかしかった。私は沖縄県民。
相手は、それを知った上で、琉球王国時代の按司(あじ)恩納村出身の”護佐丸”という人物について質問してきました。
琉球の歴史に無頓着だった私は、答えに困り、黙るしかなかった。
これは日本語教師として、沖縄県民として、黙ってしまったのは痛恨のミス。
「ちゃんと次の授業までに、調べて教えます」と言うべきでした。
漢字の由来が分からず、勉強不足で自信消失事件。
流石(さすが)っていう漢字の由来を質問されたこと。
由来?
全く分かりませんでした。
漢字の由来?
説明できたのは、「さすが」の使い方と会話練習。
「由来知っている人って、林修ぐらいじゃないの?」って思っちゃいました(笑)
日本語授業で実際、気付いたこと2つ。
この2つの気付きは本当に大きかったです。
これから日本語教師を目指される方は知っておいた方が良いでしょう。
日本の歴史・文化の勉強もしなきゃいけない。
外国人は日本のことをたくさん勉強しています。
日本語を話したいということは、日本そのものに興味があると言うことをしっかり理解する必要があります。
日本人として、自分の国のことを知っていること・自分の故郷のことを詳しく知っておくことが大切だと、今回本当に痛感。
生徒も日本語習う以外で、ちゃんと質問の答えが返ってくると、より大きい信頼をおいてくれるようになりますよぉ
特に中国語圏内の人に教える場合、漢字の学習も怠らないようにする。
中国人は同じ漢字圏内の国。
漢字については、中国人の方が得意分野なので、ガンガン日本の漢字について聞いてきます。
「え?知らんけど」みたいなことも平気で聞いてくるので。
日本人として、聞かれたことは、ググってちゃんと答えてあげること。
何度も質問に答えているうちに自分も漢字の学習にもつながりますよぉ。
まとめ
日本語教師は”日本語を教える”だけとは思わない方がいいです。
日本のアニメのある程度知っていた方が良いレベルで、外国人は、思いもよらない質問をしてくる。
その質問を楽しむ余裕が出来ると、自分自身も日本語教師として成長していきます。
日本語教師は、日々情報の引き出しをたくさん持つ努力は、必要な仕事だということをお伝えする記事でした。
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