日本語の授業で、困ったことはないですか。
特に授業の時間が数分空いたときや、授業のリクエストが、フリートークの場合。
相手からの希望があれば、良いのですが、特にない場合などは、どうしてよいか分かりませんよね。
私もほぼ週末は、日本語の授業で経験を積んでいますが、本当にフリートークの時は、どうしようかネタに困ることが多々ありました。
今回は私がした授業の中で、このやり方が、授業が盛り上がると感じた経験を書きました。
謙譲語・謙遜語・丁寧語の質問が以外にも多かった。
日本人でも、難しいビジネス日本語関連。
日本人でも、謙譲語や敬語など、間違えて覚えていたりしますよね。
私の息子が「謙譲語は高校で習うから、外国人は難しいんじゃないかなぁ」っていうぐらい日本語の難易度は、とても高いんですね。
私も息子から聞いて、そうだったかなと驚きました。
日本語のフリートークの授業で多いのが、私の場合ですが、謙譲語・敬語・謙遜語を上手に使いたいという生徒さん。
謙譲語・敬語・謙遜語を学びたい理由は…
これから日本で働くため、間違った日本語を使わないようにしたいとのこと。
とても外国人の方の需要が多いのが、ビジネス日本語でした。
日本語を勉強する生徒さんは、実用的な日本語を学びたい人が多い。
例えば2か月後、日本でバイトをし始めるから、きれいな日本語を教えてほしいなど。
そういう生徒さんは、大体日本語レベルは、中級以上ですが。
日常会話はできるので、仕事で使う日本語を学びたいという要望が、あります。
仕事で使える日本語を、学ぶ速攻性を求めてる生徒さんです。
社会経験での失敗談を話すことで、授業は盛りあがる。
自分の失敗談を生徒に話すこと。
自分が、社会人として経験した上司に言ってしまった言葉や、態度。
日本社会の人間関係も教えながら、授業をすると、盛り上がるんです。
生徒さんは、日本語以外の日本社会の知識も入ってくるので、日本の会社で働くことのイメージも出来る。
だから生徒さんは、自分が働くイメージを持ちながら、楽しく話題が広がりやすいんです。
これは、ぜひ覚えていて欲しいです。
★日本語の授業の中で、自分の失敗談を話すこと。
笑顔でいる雰囲気作りもプラスすることで、生徒さんは、楽しく授業を受けてくれます。
私の日本語授業のネタ探しの方法。
私の場合は以下のことを実行しています↓
★Facebookで、日本語教師の学び場から、他の日本語の先生の授業ヒントをもらったりしています。
★実際に生徒さんから、授業最後に「どんな授業だったら、日本語が楽しく学べそうですか」などを聞いて参考にしたりしています。
★いつも小さなメモ帳を持ち歩き、「この日本語は面白いから、授業で使おう」など、職場や友達との会話の中から、日本語を拾って忘れないようにメモすることがあります。
日本の若者言葉を、学びたいという生徒さんもいましたよ。
さいごに。
★日本語の授業をするときは、個性的でよりエンターテイナー的な授業をすることを心がけましょう。
生徒さんの立場に寄り添って、日本語を教える気持ちと、自分の経験や失敗談を話すことで、生徒さんからの信頼が高まります。
「また、この先生に日本語を習いたい」まで持っていけるように、日々の試行錯誤と努力が必要です。
生徒さんの状況を把握してあげた日本語授業こそが、授業が盛り上がるポイントになります。
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