日本語検定1とは…
英語でいうと英検1級、中国語検定だと中国語検定1級と同じレベルの試験。
実は日本語検定は、日本語が母語の私たち、日本人が受ける試験なんです。
「日本語が母語である私たちに、日本語検定なんて必要なの?」
「何のために、日本語の試験を受けるの?」
今回の記事は日本語レベル最高の証、日本語検定1級について取り上げています。
外国人に日本語を教える環境にある方や、日本語を極めたい人、日本語に興味がある方、大手企業に転職したい方に読んで欲しい内容になっています。
この記事を読むことで、日本語検定1級が何のための試験なのかが分かり、日本語でビジネスや外国人と関わる時にも役に立ちます。
「日本語検定」と「日本語能力検定試験JLPT」2つの試験の違い。
日本語検定は…日本語を母国語とする人が受ける試験(日本が受験対象)
日本語能力検定試験は…日本語が母語じゃない人が受ける試験(主に外国人が対象)
日本語の能力を試す試験で、まぎらわしいのがこの2つの試験なんです。
この2つの試験、ご存じでしょうか。
私も日本語教師にならなければ、分かりませんでした。
日本語の試験には、受験生によって違う2種類の試験が存在します。
初めて分かる方も、多いのではないでしょうか。
そうなんです(^^)/
「日本語検定」と「日本語能力検定試験JLPT」は、検定試験の目的が違います。
試験内容も少し違ってきますが、難易度は同じように、どちらも難しいです。
日本人でも日本語上級レベルとなると、取得するのにはそれなりの勉強量が必要に。
日本人が、日本語検定を受けるのってどんな意味があるの。
日本語検定よりも、日本の学生でまだ親近感があるのは、漢字検定ではないでしょうか。
漢字検定の目的は、自分がどのくらい漢字を分かるかのレベルを知るために受験する方が結構いますよね。
私の甥っ子も、小学校で漢字検定を受けさせられていました。
日本語検定も同じで、日本語能力が自分に、どの程度あるのかを知ることが出来ます。
例えば…語彙や敬語の使い方・場面に応じた正確な日本語を使えるかどうかが、日本語検定試験で知ることが出来ます。
大企業などでは、日本語能力を重視している会社もあります。
日本語力があることで、コミュニケーション力・企画力・表現力・思考力などのスキルアップになります。
ビジネスにも役立つので、転職や就職にも有利になる場合も。
日本人でも、日本語の尊敬語・謙譲語・丁寧語の使い分けをきちんと出来る人は、実は少ないです。
日本語検定は、場面に応じて、適切な日本語をスムーズに使えるようになりたい方には、お勧めの資格になります。
日本語検定は、ユーキャンで学ぶことが出来ます。
日本語検定の詳細は、こちらから↓
私もユーキャンで、資格取得や講座で学び、自分の自信に繋がりました。
フォロー体制も、大手の通信講座会社なので安心、試験対策も計算された教材になっているので、学習のしやすさはピカイチです。
外国人は、日本語能力検定1級を目指す人が多い。
最近の外国人の方(特に中国人・台湾人)は、日本語のレベルがかなり高いです。
特に大学で日本語を専攻している学生は、ネイティブの私達でも使わない表現を知っています。
日本人として、日本語検定1級を持っているだけで、日本語を外国人の方に、自信を持って教える知識につなげることが出来ます。
日本語の教え方は、日本語教師養成講座や、日本語教育能力検定試験になりますが。
自分自身にも日本語のちゃんとした知識があると、日本語、中・上級者の外国人の方に、さらにレベルが高い日本語を教えることも可能です。
日本語検定は、日本語教師の資格と併用して持っていると、最強の資格になると言えます。
特に中国人や台湾人は、日本語レベルが高い方が多いので、「日本語能力検定試験1級が目標です」という方が結構います。
なぜなら、これから日本で仕事をするために、レベルが高い日本語を学習している生徒さんが多く、日常会話ならすでに流暢に話せる外国人の方も多いです。
日本人の日本語検定1級、驚くべき合格率。
日本語検定1級の合格率は、なんと1~9%の最難関。
かなり難易度が高いことが分かります。
母語の日本人でも、合格率が1~9%の試験という難関、林修先生ぐらいのレベルの国語力があれば、合格できるのかなぁなんて思ったりします。
日本語検定1級にもなると、漢字だけでもかなり難しく、漢字検定1級レベルの問題も出題傾されます。
その上、類似しているがニュアンスが違う単語など、日本人の私達でも区別がつかないぐらいの難題も。
私も問題をみた時は、これはすぐに合格するのは無理だと思いました。
普段、全く使わないような難易度が高い日本語が出題されます。
日本語教師は、日本語検定1級を取得していると仕事に活かせる。
私はオンラインで日本語教師をしていますが、日本人の私も「こんな日本語、聞いたことがない」という単語を、日本語上級者の外国人は、質問してきます。
大学で日本語専攻して、大学院卒業後、日本語教師をしている日本語検定1級に合格した先生を知っていますが、やはり日本語上級者を専門的に授業しています。
日本語上級者になると、かなり難しい日本語の質問をしてきます。
日本語検定1級を取得することで、あらゆる日本語に対応出来るので、日本人として、日本語教師として、日本語上級者にも自信を持って、教えることが出来ます。
すぐに日本語検定1級は、難しいので、まずは3級か2級から挑戦することをお勧めします。
資格を取得までの詳しい内容はこちらから↓
日本語検定1級の問題って、どんな感じなの。
日本語検定1級に、実際に出題された問題を見てみましょう。
問題
①「舞文曲筆(ぶぶんきょくひく)」とはどんな時に使うでしょう。
②「盛業(せいぎょう)」を使って文を作りましょう。
③「令人」の意味を説明してください。
このような普段、使い慣れていない言葉がたくさん出題されます。
これが、日本語検定1級の問題です。
「やるなら、今でしょう」の林修先生ぐらいの日本語能力であれば、日本語検定1級は余裕なのかもしれませんが。
英語検定などと同様、言語能力試験の1級はやはり難しいですね。
まとめ。
日本語検定1級がどのくらい難易度が高いか、理解出来たのではないでしょうか。
また日本人が、日本語検定1級を取得する価値も理解出来たと思います。
★日本語検定は、日本人が母語の日本語のレベル・総合的な日本語能力を測定する検定。
★日本語検定は、日本語教師にとっても、普通の転職や就職にとっても有利。
★日本語検定1級の合格率は、1~9㌫とかなり難関。
もし日本語検定にチャレンジするなら、日本語検定3級高卒・社会人基礎レベルからでも◎。
日本語検定2級を持っているだけも、日本語能力は高くなります。
日本語検定2級・3級は、通信講座で学ぶことが出来ます。
詳しい内容は、こちらから↓
これからますます外国人が、増えてくる日本。
でも日本語について、しっかり学んでる日本人はかなり少ないのが現状です。
日本語検定はビジネスでも役に立ちますので、興味がある方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
日本人として、コミュニケーションと語彙力の幅を広げることが出来ますよ(^_-)-☆
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