日本と同じように、中国にも1年を通して、様々な年中行事があります。
その行事のたびに、中国国内で国民が大移動をしたり、お祝いをして賑わいます。
日本にはない中国の祝日や行事を中国語を勉強する上でも、ぜひ知っておきましょう。
どうしてかっていうと…
中国語の教材の中にも色々な例文に「中国の行事」が単語として出てくるから。
今回は色々な年間を通しての、中国の年中行事を見ていきましょう。
中国の年中行事を理解することで、中国語学習にも必ず役に立ちます。
中国のおもな年中行事。
中国にも彼岸や清明祭など、日本と同じように年中行事が存在します。
他にも「建国記念日」や「メーデー」なんかもあるんです。
色々な記念日もあり、中国語では、「节 jié」は記念日・節句の意味になります。
さっそく、色々な中国の年中行事を見てみましょう。
1月の春节(chūnjié)
日本語では「春節」
旧暦の1月1月旧正月になり、爆竹を鳴らして旧正月をお祝いします。
1週間の大型連休になり、オンライン中国語も先生達が一斉にお休みになり、私は授業を受けることが出来ませんでした。
中国の影響で沖縄は、旧正月もかなり地域によっては意識しています。
2月の元宵节(yuánxiāo jié)
元宵節(yuánxiāo jié)。
もち米で作った団子を食べる行事。
「ちょうちん」を灯すことから「灯节」とも言います。
4月の清明节(qīngmíng jié)
清明節(qīngmíng jié)
中国のお彼岸のことで、先祖の墓参りを行います。
沖縄でも、清明祭(シーミー祭)といって先祖のお墓参りをします。
5月の劳动节(láodòng jié)
新暦の5月1日。
中国の労働の日で祝日になります。
日本でいうと、勤労感謝の日
日本は、5月はゴールデンウイーク真っ最中ですよね。
現在は、中国でも「黄金周」(huángjīn zhōu)=ゴールデンウイークとして浸透しています。
6月の端午节(duānwǔ jié)
端午の節句。
「ちまき」を皆で食べます。
日本でいうと、子供の日になります。
10月の国庆节(guóqìng jié)
国慶節(こっけいせつ)。
中国の建国記念の日になり、1週間の大型連休。
11月の冬至节(dōngzhì jié)
冬至。
南側では肉の煮込み・北側ではワンタンなど、体に温かいものを食べる。
12月は、圣诞节(shèngdàn jié)
クリスマスになります。
クリスマスは、中国ではあまり盛大にパーティーする感覚はありません。
中国の伝統文化に悪影響だとして、あまり祝うという感覚はないそうです。
まとめ。
今回は中国の年中行事を、色々見てみました。
行事はもちろん中国の人たちの生活に密着していますので、中国語の教科書にも多々出てきます。
中国の年中行事の時期や、意味などを知っておくと中国語を学びながら、言葉とイメージが結びつきやすくなりやすい。
日本の中でも、沖縄は特に、中国の影響を受けていることも、改めて見てみると分かります。
また中国の1年の行事を知っておくと、中国へ旅行へ行く時にも便利です。
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