中国と日本との間での習慣や文化の違いを今までも、ブログ配信をしてきました。
本当に大丈夫だろうと思ったことでも、中国人からすると、「日本人は変だ」ってドン引きされることもしばしば。
中国人の習慣を分かってきたつもりでも、まだまだ彼らの習慣からズレていることも多いんです。
今回は、中国人と食事に行った時の食事をするメンツにこだわる中国人の習慣を記事にしています。
中国人の方と付き合いがある方や、これから中国人と仕事しないといけないなど。
中国人と関わる人には、これを理解することで、中国人と食事に行く時のマナーが分かります。
中国は人口が多すぎて、あまり他人にかまってられない?!

JAKARTA – Indonesia. February 04, 2019: Indonesian Chinese people praying at Vihara Petak Sembilan temple in Old town Jakarta, Indonesia
中国の人口は、現在14億人。
それに対して日本は→1億2千万人。
国の大きさからしても、全然スケール違いますよね。
以前テレビで、中国で車道を歩いている女の子が、誰からも声をかけることなく、危ない道路を一人でふらふら歩いている映像を見ました。
私も、中国人は冷たいって思っていたのですが。

中国では、他人に声をかけることで、逆に詐欺にあったりする場合があるため、警戒心が強くなるところがあります。
人口も多い分、日本とは、習慣と考え方が全く違うんですね。
日本の10倍の人口ですから、当然といえば当然なのかもしれません。
中国人の考え方として、「他人を気にする暇があったら、自分の家族を大切にしよう」というのが強いんです。
食事をする時も、中国人はこの考え方を根本的に持っています。
中国人は食事に誘うとき、本当に親しい人しか呼ばない。

Chinese dinner at home
woman using a phone and taking a picture of food
中国人にとっての食事は、種類が豊富であることが大前提。
なぜなら考え方として…
「たくさんの種類の中華料理を、たくさんの人と囲んで食べた方が料理がより美味しくなる」
という意識があるから。

確かに中華料理のイメージは、大皿の様々な料理が、たくさん並んでいるイメージですよね。
だけど中国人は、食事に誰でも誘うことはしません。
むしろ、あまり知らない人との食事は、嫌がる傾向が。
そこには中国人の「極力親しい人としか付き合いたくない」という中国人の一般的な考え方があるからなんです。
だから…例えデート中だったとしても、食事の時は大皿盛りで、家族を呼んで一緒に食べたりするんです。
日本人からすると、かなり驚きの習慣ですよね。
中国人と食事に行く時、誘う相手を考えず怒られてしまったワケ。
私の失敗なのですが、中国人に「中国語勉強している友人を紹介したいので、一緒に連れて行って良いですか」
軽い気持ちで、聞いたことがありました。

中国人に、初めて怒られてしまいました。なんで…
中国人の性格は、日本人と比べて比較的はっきりしています。
「中途半端なつながりの人とまで、食事する必要ありますか」ってはっきりと言われました。
日本人にはまず、そこまではっきりという人はいませんよね。
「本当に親しい相手とだけ関わっていれば、人生は幸せです。」
余計な人間関係は、出来るだけ持たないようにする考え方があり、そこに中国の人口の多さの表れがありました。
まとめ
中国は人口が多く、過去には一人っ子政策なんかもありましたね。
★中国は人口が多い分、「自分や自分の家族を守るためには、そんなに親しくもない人間と関わる余裕はない」
逆に親しい人には、とても尽くします。
ここまでしなくてもいいのに…ぐらい愛情を持っていて、誠心誠意の気持ちで接します。
ここが中国人のはっきりとしている所ではないでしょうか。
中国人に食事に誘われるということは、あなた自身が、中国人に認められた証拠です。
その時は、喜んで食事に行きましょう。
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