「中国人って、何考えているかよく分からない」
「中国の人との付き合い方が、よく分からない」
中国の人との価値観の違いを、メディアや知人を通して一度は感じたことがあるはず。
価値観の違いは、中国人と日本人の考え方や習慣、歴史的な背景などの置かれた環境の違いから起こります。
中国人のことを理解してあげるためには、中国人の考え方と習慣を知る必要があります。
中国人と仕事をしたり、お友達として付き合う時、相手のことを理解しておいた方が良い人間関係が築けます。
せっかくご縁があったのに、周りにいる中国人を誤解してしまっていては、せっかくの関係が台無しになる可能性もあり元も子もありません。
この記事を読むことで、中国人に対する不安や疑問が解決します。
中国人の価値観、考え方が詳しく分かります。
これからの中国人とのお付き合いに役立ちますので、最後までお付き合いください。
中国人はお金の話には積極的で、とてもオープン。
お金の分野から、中国人と日本人の違いを比べてみましょう。
お金に対する、日本人との違いがよく分かります。
日本人が、お金の話を嫌うワケ。
日本人は、あまりお金の話はしませんよね。
日本人は特に他人に対して、深く踏み込んだお金の話を避ける傾向にあります。
興味があっても、聞けない場合が多いですよね。
「貯金、いくらありますか」
「給料は、いくらもらっていますか」
日本人がこれを言われた瞬間に思うことは、「この人、失礼」が９９㌫ではないでしょうか。
私も日本人なので初めて中国人に貯金額を聞かれた時には、失礼な中国人だと感じました。
でも相手の給料の金額・経済事情に触れない考え方が、日本人の文化であり、相手のプライバシーを尊重するという意図があります。
相手の給料や貯金事情には触れないのが、日本文化の沈黙の鉄則。
「給料の話なんて、相手に失礼だから」
なぜ失礼なんでしょう。
江戸時代の歴史より、お金は汚いものと刷り込まれてきたことが一つの要因と言われています。
昔からお金に対するイメージとして、日本に根強く残っている考え方の一つなのです。
しかしこの日本の常識は、中国の常識ではありません。
中国人は、お金の話が大好き。
中国人は貯金の話、給料の話を普通にします。
普通の会話から、給料や貯金額などを質問してきます。
「あなたの仕事で、給料はいくらですか」私は聞かれたことが、何回もありました。
最初は、びっくりして話をはぐらかしましたが、
今では普通に答えています。
「もっと給料高いところに、仕事変わったほうがいい」なんてアドバイスも、中国人にされたこともありました。
中国人は一度仲良くなるとたくさん心配もしてくれて、相手に対して真剣にアドバイスをしてくれる人が多いです。
中国人は、ストレートに質問しています。
★中国人はもっと稼ぐためにどうしたら良いかを、常に考えている。
★人口が多く、競争率が高い中国では、「もっと上を目指さないと」という思考が強い。
友人の給料が安かったら、逆に心配して、アドバイスしようとするのが中国人。
相手のことを深く知るためには、大切な質問だと言っていました。
より親密になるために、お金の事情を聞いてきます。
★中国人にとってお金の話は、「仲良くなりたい」という気持ちからくるもの。
もっとあなたの情報を知って、親密になりたいという現れなんです。
日本人の私達にとっては、かなりの違和感しかないのですが、少しも悪気はありません。
中国では当たり前に、年齢を聞いてくる。
年齢(-_-;)
女性に年齢聞くのは、日本文化では失礼なことって何となく日本人にはありますよね。
中国人には、逆にそんな考え方は一切ありません。
お金の話と同じ感覚で、あなたの年齢も知りたいんです。
あなたと仲良くなりたいから、もっと知りたいという気持ちから、「何歳ですか」は普通の質問なんです。
中国人にとって年齢を聞くことは、失礼でもなんでもないことなのです。
私も今や年齢は、普通に聞きますし、普通に答えます。
日本人には、聞きにくいですよね。
中国人は、家族をとても大切にする。
中国人は、親、兄弟、親戚、祖父母、子供も含めて、家族の絆をとても大切にする民族です。
これは、中国人に共通する考え方。
親を敬うのが、当たり前。
家族のために、尽くす中国人は多いです。
私の中国人の友人もいつも「親の健康が気になる」「自分に出来ることはないか」とつぶやいています。
また娘、息子のために、良い結婚相手を必死で探す親の姿があるのも、中国ならでは。
中国人は、日本人より自己主張が強い。
中国人は、自分を分かってもらうために自己主張をします。
日本と中国との大きな違いは、日本は小さな島国・中国の敷地は広大で民族も多種多様にいます。
日本人はある程度、考え方や価値観は島国でもあるので、そんなに大差はありません。
「これは、言わなくても分かるでしょう」という日本人ならではの考え方でも、日本人同士だと相手も察してくれたります。
ところが中国は、人口でも世界１位１４億人で民族も多種多様。
同じ国でも地域によっても、考え方や価値観に大きな差があります。
なので、中国人は「自分という人間はこうなんだ」というのを伝えたいという気持ちでいっぱいです。
自分を知ってもらう為の自己主張は、中国人にとっては必須。
★個性がなければ、人口が多すぎる中国では生き残れない。
効率を求める中国人。
日本よりも中国は、ITが国民にかなり浸透しています。
高齢者でもスマホ決済を活用していますし、遠くに住む孫とテレビ電話なども日常的に行っています。
日本のお札よりも、お金に対する信頼性も高くないため、現金を使わないスマホ決済の方が安心だという視点も。
学生でも高齢者でも、時間の短縮や利便性が高いと感じれば、使い方をすぐ学んで効率化を図ります。
★中国人は、物事の効率化には積極的。
さいごに。
日本人と中国人の考え方・価値観の違い、どう感じましたか。
日本人と全く違う価値観を、持っていることが理解出来たのではないでしょうか。
中国人の価値観・特徴↓
★中国人は、お金の話が好き。
★中国人は、家族を一番大切にする。
★中国人は、日本人より自己主張が強い。
★中国人は、物事の効率化には積極的。
中国人は「相手と仲良くなる為に、相手を知ろうとしているのだから、当然だ」と言います。
中国は隣の国ですが、習慣や考え方はまるで違います。
ぜひ今回お話ししたことを、これからの中国人との交友関係の参考にしてください。
日本人の私達からすると、多少違和感があるかもしれませんが、根本的な理由を知れば良い関係を築くことが出来ますよ。
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