私は、沖縄に住んでいます。
平日の夜や週末は日本語教師をして、外国人の方に日本を教えています。
私の生徒さんは、80㌫は中国人と台湾人。
授業の中で、中国のこと、日本の印象など色々な話をしてくる生徒さん。
その中でも、衝撃的だった「日本と中国の歴史的な認識の違いについて」の生の声。
今日は、「日本と中国の歴史的な認識の違いについて」の記事を書いています。
これを読むと、日本人と中国人の歴史の認識の違いが分かります。
実際に、中国人の生徒さんから聞いた生の声になりますので、中国のことをもっと知りたい方へ読んで欲しいです。
「沖縄は、中国領土」という中国人。
私は沖縄に住んでいます。
日本語の授業でも、「沖縄はどんなところですか」などの会話になることが多々ありました。
その会話の中で驚いたのが。
★「中国では、沖縄は日本から独立している琉球王国で、中国のもの」という認識があるとのこと。
確かに授業で、琉球王国という国だとは習いましたが。
5名の中国人の生徒さんに聞いたところ、全員同じ答えが返ってきました。
「沖縄の人も、勝手に日本の領土になってしまい、可哀そうだ」
日本人と中国人との歴史的認識の違いに、びっくりです。
そもそも教わっている歴史が違うので、中国と日本は良い関係を築くのも簡単ではないですね。
中国人も学校で歴史を学んで、教わっているので、そのまま教わったことが常識となるのは、当然ですよね。
安倍元首相を嫌う人が多い、中国。
2022年7月8日に、お亡くなりになられた安倍元首相。
もちろん日本語の授業でも話題として、色んな生徒さんから、追悼の声が上がっていました。
世界にも、影響を与える衝撃的な事件でした。
でも、なぜか中国人の生徒さんから「彼は襲撃されて当然だ」「中国人は、安倍元首相を嫌いな人が多いんだ」との声が多く聞かれました。
安倍元首相を嫌う理由が…
「中国に対して、彼は強硬姿勢だから」
「台湾に対する発言が気に入らない」などなど。
中国人なので当然なのですが、中国視点で判断しているのが、よく分かりました。
中国では、安倍元首相が亡くなったことで、商品をセールする店も出現したそうです。
日本でも中国でも、歴史や社会の教育で学んだことで、こんなに認識が変わるんですね。
中国の人と話す時は、あまり歴史や社会については触れないことをお勧めします。
認識が違うので、言い合いになるかもしれません。
さいごに。
★中国と日本は、歴史の認識が全く違う。
★沖縄は、中国だと思っている。
★安倍元首相を嫌いな人が、多い。
★中国の方とは、出来るだけ歴史や社会情勢の話は避ける。
このことを理解しておくと、中国人と話す時もちゃんとお互いが誤解なくコミュニケーションが取れます。
彼らも教育の中で教わってきたことなので、正しいという認識はとても強いんです。
なので、歴史の話になるとどうしてもすれ違いが起きてしまうのは、間違いありません。
私は歴史に詳しくはありませんが、日本と中国の認識の違いを感じる体験でした。
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