日本語の授業・フリートークは色々な授業依頼がくることが多い。

日本語 添削

オンラインで日本語の授業をする場合、テーマが自由なフリートークがあります。

最初、フリートークの授業は、日本語で会話をすることだと思っていました。

フリートークは、日本語で会話するという授業が目的なのですが、生徒さんからすると何でもお願い出来るという視点もあるようです。

「日本語で、会話して間違いを教える」と考えていました。

でも今日の日本語・フリートークの授業は、生徒さんからの依頼が添削でした。

まだ日本語教師の資格を取って、間もない私が、日本語のフリートークの授業で、実際に体験したことを書いています。

日本語教師になりたい方や、なったばかりの方などのこれからの参考になると思います。

目次

日本語・何でもフリートークの授業は、本当に何がくるか分からない。

私は、フリートーク=自由に話す、日本語で会話と思っていました。

でも日本語を学習する生徒さんにとっては、どうやら意味が違うようです。

日本語を学習する生徒さんにとって、フリートークは→何でも自由に日本語が学べるといった意味で考えています。

なので、会話の日本語の授業が出来るかと思ったら、とんでもないことを聞かれたり、全然想定外のことであったりが多くあります。

このフリートークという意味が、生徒さんと先生との間で、違う認識がある。

というのは、知っておいた方がいいです。

生徒さんは、「自由に日本語を教えてもらえる」という気持ちがあるので、どんな授業をお願いされるか分かりません。

フリートークの授業で、生徒さんが勤める会社に提出する書類の文章の添削をお願いされた。

この生徒さんは、日本に来て2年目の中国人の30歳の女性。

在留カードの期限が迫っていて、もうすぐ資格がなくなるので、勤めている会社に期限延長の書類をお願いするとのこと。

え?在留カード?そんなの詳しくないし、どうしよう

その在留資格の延長の書類をお願いする文章を、正しい日本語にして、上司に失礼がないようにしたいという内容でした。

「忙しいところ、申し訳ない」←上司には使えません。などなど・・・

敬語や尊敬語、謙譲語の訂正が多かったです。

あとは最初の書き出しの挨拶文や、締めくくりの言葉など。

あまり会社に、退職以外の書類なんか出したことがないので、苦戦しました。

日本語が、まだまだ勉強不足な自分に、焦った授業になってしまった。

解決策は、日本語授業の経験を積むこと。

日本語の授業をたくさんすることで、日本語教師として、経験につながり、臨機応変に対応できるようになっていきます。

私にはまだまだ日本語教師の経験が足りず、少し動揺してしまいましたが、何とか知ってる範囲で教えることが出来ました。

フジテレビのナゾトレなんかで、慣用句や四字熟語などのクイズが、たくさん出てきます。

ナゾトレは、日本語ネタにつながるので、超おススメ。

日本語の中級、上級者には、とっておきの日本語ネタになります。

今回は、日本語の文章の添削をお願いされましたが、これもまた次回、すぐ答えられるように、上司に出す手紙のマナーを授業でする予定です。

さいごに。

日本語教師の仕事は、毎回どんな授業になるか分からないのが、楽しいところ。

日本語フリートーク授業は、何でも自由に学べると、外国人は認識している。

でも日本語の授業でお金をもらっている以上は、やはり生徒さんに、お金を払った価値のある授業を提供してあげなければいけません。

日本語教師は、日頃から色々な日本語や日本のことについて、知識を積む必要があります。

新聞をよんだり、日本のアニメの知識も必要かもしれません。

これからも、日本語の授業で経験したことを、たくさん投稿していきますので、楽しみにしていてください。

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