最近週末は、オンラインで日本語の授業をすることも増えてきました。
私は、まだ日本語教師養成講座420時間を修了して、間もないので日本語教師🔰新人になります。
今回は8回目の日本語の授業で、とても個性的な生徒さんに当たりました。
日本語の授業をして、”日本語教師の資質”について考える”きっかけ”をくれた生徒さんでもあります。
この記事は日本語教師としての持つべき資質について、私が生徒から指摘されて、また授業後に気付いたことを書いています。
この記事を読むことで、これから日本語教師として活躍するための大きなヒントになります。
これからの日本語教師としての授業に役立ててください。
結論:一番大切な日本語教師の資質は、臨機応変さ。
自分の中で、今日はこんな授業をしよう!と計画を立てていても、全く違う方向にいったりするものです。
今回の生徒さんは、高学歴で頭も良く、日本語も流暢な台湾人の生徒さん。
日本語⇔中国語・日本語⇔英語の通訳をされている方でした。
しかもオンラインで日本語を教えるのに、この生徒さんは、カメラをオフにしていて「顔は出したくない」とのこと。
その上、一方的に「コロナでずっと東京から出ていなく、故郷の台湾に帰れない状態で精神的に参っている」と話し始めました。
ストレスが溜まっていたのか、感情的になり、ずーっと東京の職場の愚痴とホームシックの話を聞く状況に。
ちゃんと日本語で話していたので、日本語は多少間違ってはいたものの
聞くことに専念しました。
この生徒さんが、私の授業に求めていたのは、日本語を学ぶのが目的ではなく、誰かに話を聞いて欲しかったんです。
日本語教師には、何より生徒が、何を求めているのかに合わせられる臨機応変さが大切だってこと。
この生徒さんは「今日は話を聞いてくれて、ありがとう」で、日本語の授業は終了しました。
日本語教師は人間力が、必要。
日本語教師が相手にする生徒さんは、国や文化が違う外国人。
いつも付き合い慣れている同じ日本人じゃありません。
日本語の授業を行う上で、日本語教師としての人間性が、必ず全面に出ます。
生徒さんはお金を支払って、日本語を学んでいることを考えた時。
ちゃんとお金を取れる、日本語の授業をしているかどうか。
そのためには、生徒さんに「この先生の授業は最高、また授業を受けたい」と思ってもらえたら最高ですよね。
それには日本語教師として、人間的な魅力や持ち味、個性やユーモアがあったほうが良いと感じました。
日本語教師は、日本文化や日本人の習慣の授業をすることも。
生徒さんに「日本人は、今度映画を行こうねと約束しといて、なぜ行けないのか?」
私は「日本人の社交辞令というか習慣的なあいさつですね」と説明後、
生徒さんに怒られてしまいました、話を聞けと。
「今は話を聞いて欲しいだけ」「日本語のことは要らない」
日本人が何を考えているか分からないのが、ストレスだということでした。
日本語教師は、日本語を教えるだけが仕事ではないんですね。
私のまだ少ない日本語の授業経験から、日本人の文化や習慣を教える授業も必要だと気付かされた今回の授業でした。
まとめ。
「日本語教師に求められる資質ってどんなものだろう」と私は、自問自答していましたが、
日本語教師としての知識だけでなく、+αで人間力を兼ね備えた日本語教師がやっぱり生徒を引き付け、人気がある日本語教師になれると実感しました。
ただ日本語を教えるだけじゃダメですね。
これからも日本語教師新人の私が、気付いたことや失敗したことを投稿していきます。
楽しみにしていてください。
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