「日本語教師は、稼げない」
「割に合わない」
「安定した仕事には、ならない」
って聞いたことありませんか。
私も日本語教師の仕事をしようと決めた時、色々調べました。
どこの情報を見ても「日本語教師は、稼げない」と書いてありました。
私は「稼げなくても、好きな仕事をしたい、日本語教師になりたい」という気持ちから、日本語教師になったわけですが。
今回は日本語教師は本当に稼げないのかを、私の周りの日本語教師の現状も混ぜながら、私の実際の日本語教師としての話をしていきます。
この記事を読むことで、日本語教師の現状を知ることが出来ます。
今から日本語教師を目指す方は、ここでしっかり日本語教師の現状と向き合ってみましょう。
日本語教師は正直、稼げない仕事。
私はオンライン日本語教師になって、1年になりました。
現在は週末に日本語教師をしており、多い時で1週間の収入が→8,000円から20,000円。
平日は病院の職員として仕事をしているので、平日の夜と週末の6時間日本語教師の仕事をしています。
私の場合は「在宅で、好きな仕事をしたい」という目標が、日本語教師でした。
今後、老後の仕事として日本語教師をしていこうという目標がありましたので、あまり稼げないというのは承知の上。
私にとって在宅で稼げるということが、何より楽しくて、嬉しいことでした。
これまで20代から40代まで、雇われてしか収入を得てこなかったので、入ってくる収入以上の価値がある仕事になっています。
オンラインで日本語教師をすると、自分で仕事をコントロール出来るのがメリット。
日本語教師という仕事は、がっつり稼げるといった仕事ではありません。
★日本語の50分授業→1,000円~1,600円が相場。
オンラインで日本語教師をする場合は、日本語学校で働くよりも低収入になりやすい傾向がありますが、在宅で出来るというメリットが大きいです。
自分が日本語の授業が出来る時間帯を、幅広く取れば、それだけ授業のリクエストが入りやすくなります。
私はカフェトークで日本語教師をしていますが、日本でも大きなオンライン講座なので、受講生も多く仕事は常に入っています。
オンラインで日本語教師をする場合は、自分次第である程度は稼ぐことが出来ます。
日本語学校勤務の、日本語教師の現状。
日本語教師の新任だと、最初は教壇に立てないこともあります。
私と日本語教師養成講座が同じだった同期は、採用されたものの、教壇に立てず、生徒さんの日本での生活や日本語勉強のサポートをしています。
その理由は生徒の日本語力や語学力が、それぞれバラバラなので、個別に日本語を教えることが多いとのこと。
特に日本に来たばかりの生徒さんだと、日本語がほとんど話せません。
日本語学校で働く場合は、先輩日本語教師と連携をしながら、生徒のフォローしていくことになります。
日本語学校では、他の先生と一緒に働く勤務という形になりますので、授業カリキュラムなどは決められています。
★給料は、13万円前後。
彼女の場合は1年契約なので、1年後はまた他の日本語教師の仕事を、探さなければなりません。
★日本語を勉強する外国人は、出稼ぎや留学生が多いため、授業料を高くすることが難しいのが現状。
★授業料が高く設定出来ないので、教師の給料も高くは設定出来ない。
日本語学校はなぜ、契約や非正規雇用が多いのか。
日本語学校は、正職員での採用は少ないのが現状です。
日本語教師を正職員で雇った場合、外国から生徒が入国してこなければ、日本語教師の仕事はありません。
ですから、外国から生徒さんの数が確保出来たときに、1年契約で日本語教師を採用します。
安定的に、外国人留学生が来れば良いのですが、外国人がどのくらいその年に入国してくるか不安定なので、正職員をたくさん雇うということはしません。
どうしても、1年契約などの非正規雇用が多くなってしまいます。
特に今回のような、コロナなどの影響が出た場合は尚更です。
日本語教師は、とりあえず副業でスタートする方がおススメ。
個人的に日本語教師は、最初は副業で考えることをお勧めします。
なぜなら…安定性がないから。
楽しくやりがいがある日本語教師は、老後の収入やお小遣い稼ぎには、とっても良い仕事です。
私も平日は病院で働きながら、週末は楽しく日本語教師をしています。
私は今40代で、日本語教師の経験を積み始めたところなのですが。
60代になったら、ベテラン先生になっているであろう計画で40代から日本語教師の世界に入りました。
60代になった頃には、生徒さんも固定でいて、生徒人数がある程度いる状態になっているはずですから、多少は収入の安定とUPが見込めるのではと考えてます。
これから日本語教師を目指す方は、最初は副業から始めてみて経験を積むことをお勧めします。
まとめ。
★日本語教師は、稼げる仕事ではない。
★日本語を勉強する外国人は、出稼ぎや留学生が多いため、授業料を高くすることが難しいのが現状。
★仕事が安定しない日本語教師は、副業で考えるのがおススメ。
でも日本語教師は自分次第で色々な稼ぎ方が出来る、素晴らしい仕事でもあります。
特に日本語教師をしていて楽しいのが、世界中とつながれるということ。
この間は、ロシアの生徒さんでした。
日本語教師は、自分の人生の経験に素晴らしい色どりをくれる仕事です。
稼ぐこと以上に、視野が広がります。
日本語教師のベテランになってくると、授業の内容も充実してきて、授業のリクエストも増えてきます。
そうすると少しずつ安定した収入にも繋がっていきますが、最初は副業からスタートすることをお勧めします。
★関連リンク↓
コメント