日本語教師は、英語力は必要ないって私は言われました。
よく考えれば、英語が必要ってことぐらい分かるはずなのに。
日本語教師は、日本語で日本語を教えるから、英語力は必要ないって。
でもそれは、間違いでした。
日本語学校で働く友人も、現在、英語が話せないことに、苦悩しています。
日本語教師は、英語力が必要だということを、今回私も実感しました。
この記事は、日本語教師には、英語力が必要だと感じた体験を書いてます。
これから日本語教師を目指したい方や、すでに日本語教師をしている方も、ぜひこれからの仕事の参考にしてください。
英語もカタコト、スペイン語も分からない。どうしよう(-_-;)となってしまった日本語授業。
この日のオンライン日本語授業の生徒さんは、スペイン語が母語の33歳の女性でした。
ニューヨークからのオンライン授業で、授業内容は、フリートークのリクエスト。
フリートークだったので、結構日本語は話せるんだろうと、勝手に思い込んでいたんです。
ところが…スペイン人の生徒さんは、日本語レベルが初級でした。
彼女は、自己紹介と年齢と家族の話を、何とか少し日本語で話せるという程度。
授業は、もちろん日本語で続かず、英語とスペイン語で質問をしてきました。
私は、英語力が中学生レベル・・・彼女がいうのが、全く分からなかったんです。
初級の簡単な英語と、日本語を繰り返しながら、日本語の初級の単語フレーズを教え、授業終了。
スペイン語やフランス語などが、母語の生徒さんは、共通語の英語での説明が迫られる場合があります。
日本語が初級の外国人には、英語力が必要。
相手が日本語で、知りたい単語や、知りたい文法がある場合は、しっかり生徒さんに、英語で説明してあげないと分かりません。
日本語初級者の生徒さんには、教えるときには、英語は必須。
結局私は、英語でわかる単語フレーズを選びながら、日本語フレーズを教えることになってしまいました。
生徒さんには、本当に申し訳ない授業になってしまったんです。
日本語教師が、英語力をつけるとしたら、どの程度の英語力が必要なのか。
もしこれから日本語教師として、語学力を身に付けるとしたら、英語が必須。
英語を話せる日本語教師は、多くいます。
日本語教師になる時に、英語は分かっていて当然という扱いも。
なので日本語教師をするなら、英語が話せる方が幅広い生徒さんに教えることが出来るし、有利。
日常会話の英語力があれば、日本語をある程度教えることが出来ます。
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台湾・中国・シンガポールなどの生徒さんも、母語は中国語ですが、英語もある程度分かる生徒さんもいます。
もし英語ができるなら、中国語や韓国語など、日常会話程度出来たら生徒さんの幅もさらに広がります。
日本語教師として、ぜひ身に付けたい語学力は。
【結論】
★英語→日常会話レベル以上。
★中国語→日常会話レベル以上。
これが出来ていれば、授業のリクエスト数も圧倒的に広がります。
なぜなら、中国語と英語さえ使えれば、生徒さんの幅が広がります。
現在、中国語圏内の生徒さんも急増していることも考えると、私はこの2つが話せると他の日本語教師とも差別化が図れると確信しています。
私の場合は、話せる言語の表示を、中国語のレベル→日常会話にしていますので、日本語授業のリクエストをくれる生徒さんは、中国語が母語の生徒さんが、70㌫。
オンラインで日本語教師として働く場合は、ターゲットにしたい生徒さんの母語を学ぶ言語として、選択するのもありです。
特にそのような生徒さんのターゲットがない場合は、やっぱり英語を学んでいた方が良いでしょう。
英語力があれば、日本語教師として強くなる。
なので日本語を学びたい生徒さんは、どの国の人が多いのかの傾向が出てきます。
アジア圏内の生徒さんが圧倒的に多いのですが、みんな学生時代に、英語は勉強していますので、英語は少しでも話せていたほうが◎。
英語は、流暢に話せるに越したことはありません。
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英語が流暢の日本語教師の方は、生徒募集しやすいです。
私は、中国語母語の生徒さんが70㌫で、残りは英語圏内の生徒さんになります。
さいごに。
★日本語教師をするなら、英語は日常会話は必要。
★英語が出来ることで、日本語授業の募集が初級から出来る。
★生徒さんの数を取りたいのなら、英語と中国語、両方話せると強い。
日本語教師の資格は一つ、日本語教師養成講座420時間か、もしくは日本語教育検定試験いずれかで、オンラインで教えるのなら十分です。
その分、英語に力を入れる必要が出てきます。
オンラインで教える場合は、生徒の母語で日本語を教えないといけないことが多くなるからです。
これから自分の英語力を磨いておくと、さらに日本語教師として自信がつきます。
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