日本語の授業で生徒が一番多いのが、圧倒的に中国人と台湾人なんです。
台湾人には、なぜ日本語を勉強する人が多いのか。
私は日本語の授業をするたびに、「なぜ日本語を勉強していますか」の質問をしていました。
台湾は現在、英才教育が盛んですが、英語の次に、日本語を選ぶ人が多いのです。
今日は日本語を学ぶ人が、圧倒的に多い理由を解説します。
これを知ると、台湾人のことや、台湾の日本語との深い関りを知ることが出来ます。
「この日本語を使うと失礼ではありませんか」など。
台湾に今も多くいる、日本語世代の人たちの影響が多いこと。
日本語世代とは、第二次世界大戦の時に、日本の領土となった際、日本語教育を受けていた世代のことを指します。
70代以上が多く、今でも日本語を流暢に話す人がたくさんいます。
私の生徒さんにも、「おじいちゃんが、日本語が上手で、私も勉強しようと思った」
「おばあちゃんが、日本語を話すから日本語に興味を持った」といった生徒さんも。
あと台湾は、好きな国の第一位が日本なんです。
台湾に旅行する日本人も多いので、日本語の需要はかなり高いのが、日本語の授業を通して分かりました。
台湾人が、日本語が上手な理由・絶大的な人気を誇る日本のアニメ、ドラマ
台湾のテレビでは、中国語の字幕付きではありますが、日本のドラマやアニメを、ガンガン放送してます。
だから日本語を耳にする機会が、他の国よりも多く、日本語の教科書にはない日本語を話すこともあります。
え?そんな日本語知ってるの?ってこともありました。
「先生、ドクターX面白いですね」「世にも奇妙な物語よく見ます」「ナルト大好き」
私は沖縄に住んでいますので、たまに沖縄では放送していないドラマの話までしてくるときは、困るぐらいです。
嵐ファンが多数いたり、「SMAP好きだった」「木村拓哉カッコいい」などなど。
台湾には、日本が大好きな人が多いのが、よく分かります。
台湾のタピオカ店など日本に出店予定のため、日本語の勉強が必須など日本語の需要が多い。
台湾から人気のソウルフードなどが、日本に店舗を出すことが、増えてきています。
例えば…タピオカ店
発祥の地は、台湾。
「これから日本に仕事に行かなければならず、日本語を学びたい」という人も多いです。
なので、必死に日本語の接客用語や、日本の接待の風習などを聞いてくることもあります。
さいごに。
台湾は日本にとても近い国だということが、理解出来たかと思います。
台湾人に、なぜ日本語を勉強する人が多いのか、日本語が上手な人が多いのか。
★台湾には、日本語世代の高齢者が多くいること。
★親日家が、多いこと。
★日本のアニメやドラマの影響が大きい。
台湾の生徒さんは、日本語を独学で勉強している方も多いので、かなり日本語のレベルが高い。
また台湾は、日本語教師が不足していて、オンラインで日本語を勉強する生徒さんも。
台湾の日本語教師の需要は高く、日本語の授業の時にやはり中国語を話せる方が良いことも、私は日本語の授業をしていて体感しました。
これから何かを始めたいと思っている方、台湾で日本語を教えるという選択もありかもしれません。
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